アウェケン

(うなぎ屋 1/100) MMさん製作



3年ぶりにMMさんの作例を掲載しますよ。
モノはMHの骨格を完全再現、そこにアゥエケンのガラを被せるという、うなぎさんの意欲的なキットです。
ネットでほとんど完成品を見る機会のないキットだったのですが、この度MMさんが完成させました!

以下、MMさんのコメントと共にご覧ください。
写真をクリックすると大きな画像が表示されます。
MHアウェケン
1/100スケール
うなぎ屋

2004年と2005年のワンダーフェスティバル夏内で開催されたファクトリー・アライアンス・チャレンジ(FAC)で、うなぎ屋から販売されたキットです。
このキット、当時発表されていた画集「SMOKE WALLS」に掲載された内部骨格が再現されており、その骨格に装甲を取り付ければアウェケンになるというキットです。
骨格の設定画があると言ってもアウェケンそのものの設定画は無く、また骨格の背面も不明なので原型を製作されたうなぎ氏の苦労を考えると頭が下がります。

キットは骨格の骨一つ一つがパーツになったような細かい作りで、更にそれにダンパーやら機械的なパーツが加わり結構なパーツ数がありました。まるでパズルを解くような組み立て作業でしたが、小さなパーツにも気泡が無くパーツの合いも良い大変組みやすいキットでした。

さて私の作業としては特に珍しいこともせず普通に作らせて頂きました。ただ両肩の装甲の背中側にパーツを追加したことと、骨格の頭頂部の形状変更、肘と膝裏にパーツ追加、盾を肘に取り付けるためのパーツ追加、スネの両側にパイプ追加、股間を5mm狭くして足がハの字に開くようにした、くらいでしょうか。

塗装は装甲にガイアのジャーマングレイ、骨格にタミヤのメタリックグレイをそれぞれベースになんとなく塗っときました。いつもテキトーにやってしまうので細かいことは覚えていません。配色はバッシュと全く同じですね。

今回久しぶりのMH製作で、しかも貴重なイベントキットを手掛けることができました。
黒騎士バッシュの後ろでワラワラしていた、いわゆる殺られ役の雑魚メカではありますが、それでもやはり永野デザインだけあってしっかりカッコいいと思います。
本編12巻でデコースとジィッドの会話に
ジ:ケサギとカエシが“ガスト・テンプル”で、あいつらより強いオレがちゃんとしたMHに乗ってねーってのおかしいだろ?
デ:“アウェケン”がちゃんとしてねーとは思わないけどな。
とあります。
黒騎士も認めるこのMHはカッコよくて当然なのです。


























製作期間:2022年5月~8月

最後の写真、ニナリスとの2ショットですが、MH/GTMと搭乗者を組み合わせた写真ってワタシの好物です。いつの日か、ジィッドも期待しておきましょう。
ワタシも昔、1/220でアウェケンをフルスクラッチしたのですが、アウェケンが2つ揃うサイトは他にはないだろう、とささやかに自負しております。
そういえば、昔、FACで別のアウェケンも見たことあるのですが、それの情報はネットでも見かけないですねえ。詳細を知りたいです。

●Wombatトップへ戻る