ブリュンヒルト

(コウテイブランド 1/5500)



銀河英雄伝説より、主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムの乗る帝国軍の総旗艦のブリュンヒルトです。
この流麗な陶器のようなデザインの艦は、物語全体のイメージアイコンになっているといっても過言ではない存在です。
このキットを入手したのは20年くらい前ですが、これまで銀英伝関係の模型は何も作ってきませんでした。今回、ふと思い立って、ミュラーのリューベックともども完成させることにしました。
先にリューベックのほうが完成したのですが、それに比べてこのブリュンヒルトはパーツも多く（と言っても知れていますが）、パーティングラインの処理が必要だったり、プラバン工作部分もあったりで、若干手間がかかりました。
とはいえ、簡単処理で手軽に完成まで持っていけたのは確かで、長年の課題をひとつこなした気になり、ちょっと機嫌のよい今日この頃です。

各画像をクリックしたら、大きい画像になります。



塗装については、少し悩ましいところですよね。劇中のイメージでは、輝くような、下手したら発光しているような白磁のイメージ。それをこの小さな模型で行っても、全長1000mくらいの巨大物にはとうてい思えないでしょうね。
なので、小奇麗にするのは忘れて、がっつり艶消しで小汚くいきたいと思います。
加藤直之さんの描く艦艇画のイメージなのだ！、と暴言。
で、塗装のレシピです。
・艦体色
　シュペルターで使った銀の大量に混じった白を流用しようと思ったのですすが、いざそれを塗ってみると、シュペルターでは気にならなかったのに、なんだかほとんどグレーな感じで、でとても白亜の艦ではなくなってしまいました。 なので、そこにただの白を適当にムラをつけながら重ねています。
・メカ部
　履帯色に銀でドライブラシ
・球体部
　スターブライトアイアン
・噴射口
　白に軽く水色を吹く
ダークブラウンやライトグレーでウォッシングした後に、フラットクリアを吹いています。



台座は木片にウェザリングペーストを塗りたくって漆喰っぽくしたものです。



帝国軍デカールはTk152さんに頂きました。



ミュラーのリューベックと並べて。




30年くらい前に出会ったコンテンツの模型を今になって初めてつくりました。
三つ子の魂百まで、じゃないですけど、長い間楽しめるものですねえ、FSSも銀英伝も。
まだ同盟軍の艦艇を何隻か持っていますが、ちょっと工作量が多そうなので、またの機会に・・・
今はノイエテーゼの次のシーズンを楽しみにしておきます。

2021/3/16
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