サズ (ガルスＪ)
(フルスクラッチ　1/220)



何年ぶりのフルスクラッチの完成でしょう？あえて調べないでおきましょう・・・。
久しぶりのWombatのフルスクラッチの完成であり、コイツも作成開始からも４年が経過しております。

さて、このメカは何でしょう？
永野護氏が、ＺＺガンダム用に用意していた数多くの奇抜なモビルスーツの一つで、ガルスＪと名付けられているものです。
アニメに登場したガルスとはデザイン的に何も共通点はありませんね。
ＦＳＳのリブートが刊行された時、若干の解説も加えられており、「サズ」という名前でもあるようです。
４年前になぜこれを作り始めたのか、今となってはよく覚えていませんが、短期間で気楽に完成させようとしていたのではないでしょうか。 しかし、ある程度の形になった後に永い眠りにつき、今年2015年になって製作を再開したのでした。



製作的には、いつも通りのエポパテ99％。木工エポキシ製です。
適当にコピーをとった元画像をもとに作製したのですが、完成後に、画像検索をかけたらもっと解像度の高い画像が出てきて、それを見ていたら、違う造形になったであろう箇所がいくつかありますが、まあよいでしょう。
プロポーションやディティールも完全にオレアレンジになっており、しかも確信もないので、今に至っても、足は小さいアレンジのほうがよかったような気もしておりますが、まあよいでしょう・・・。



カラーリングにも悩みました。
サズとしては、白でも紫でもピンクでもよかったんですが、ガルスという名前があり、デザイン的に共通点がまったくない以上、緑系は外せないかなあ・・・。しかし、アニメのガルス色では面白くないし・・・。
というわけで、永野氏のType100が飛んでいるイラストに登場する緑のリックディアスのイメージにしてみました。
基本色を塗った段階では、派手な黄緑と黄色にパラスアテネ臭が・・・。しかし、汚してらそれなりに落ち着いて一安心。
っていうか、一品物のスクラッチなのに、結構汚してしまいました。ディティールの甘さを誤魔化そうという浅はかな試みであることは説明の必要はないでしょう。



特徴的な背面・・・になっております。
QUASARさんが以前描かれたガルスの背面を事後承諾でそのまま頂いてしまいました。
全体的なニュアンス抜きに、背面装甲の要素だけ都合よく持ってきてしまっております。











背面、足裏は中途半端にデッチアップ。メカ的な整合性とかいっさいありませんから。


















というわけで、数年ぶりのWombatの自力フルスクラッチ案件が、完成に至りました。
製作日数だけは随分かかっていますが、実際に手を動かしていた期間は、数か月じゃないでしょうか。
次は、ソルでいきます。嘘です。
正直、ＭＳよりはＭＨやＧＴＭを作りたいのですが、さて、次は何になるのでしょうか。末永くお待ちください。

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